髪は毎日洗っているけど、正しいシャンプーの仕方を知っている人は多くないかもしれません。
ゴシゴシ洗っていると、頭皮に負担がかかり、抜け毛を引き起こすことも。
薄毛が気になってきた人はシャンプーの仕方を見直す良い機会です。
そこで今回は、間違ったシャンプーの仕方を紹介しながら、正しくシャンプーできるよう記事をまとめてみました。
シャンプーのNG3選
シャンプーの仕方で間違いやすい3つに絞って確認していきます。
この3つは当たり前だよって人はバッチリ!ですが、基本になるのでチェックしていきましょう。
高圧高温のお湯
頭皮も顔の肌と同じで皮膚です。
洗顔でもやりがちな高圧高温のお湯で流すのはNGです。
ぬるま湯でやさしく流してあげて下さい。
マッサージしない
頭皮は固くなると血流が悪くなります。
すると髪まで栄養が十分に届かず、髪が細くなることがあります。
美容院で髪をマッサージされると気持ちいいように、自分でも頭皮をマッサージしてあげてください。
シャワー時間が短い
銭湯にいくと予洗いしている時間で髪を洗い終える人がたくさんいるのに驚きます。
シャワー時間が極端に短い人が多いのではないでしょうか。
十分に洗えていないのは薄毛の原因になることがあります。
しっかり洗い流しましょう。
正しいシャンプーの7ステップ
シャンプーで地肌や髪を清潔にすることは大切です。
しかし、間違えた方法では髪同士の摩擦などでダメージの原因にも。
なぜそうするのか目的も知ることで正しいシャンプーが身につきます。
予洗い
2分程度丁寧に予洗い
目的
- ホコリなどの汚れを落とす
- シャンプーの泡立ちをよくする
- 髪同士の摩擦を防ぐ
髪と地肌を十分にぬらす予洗いすることで、シャンプーの泡立ちをよくします。
髪を痛めず肌をまんべんなく洗うために予洗いは重要なポイントです。
泡立ててから
シャンプーは手にとりよく泡立ててから髪につけます。
目的
- 肌への刺激を和らげる
- ムラやすすぎ残りを減らす
- 髪同士の摩擦を防ぐ
髪や地肌に直接つけると刺激が強すぎる、ムラづきする、すすぎ残りが多くなります。
泡ができたら頭皮につけていきます。
頭皮を洗う
シャンプーは後頭部や側頭部からつけて全体へ。
目的
- シャンプーは頭皮を洗うのが目的
- シャンプーの泡を全体に届かせる
日中の紫外線で1番ダメージを受けやすいのは頭頂部
よって、シャンプーは後頭部や側頭部からつけていきましょう。
耳の後ろや襟足、耳の上は洗いにくく、洗い残しやすいので気をつけましょう。
マッサージ
指の腹で生え際から頭頂部へ円を描くように
目的
- 頭皮の緊張をほぐす
- 血流をよくして抜け毛予防
マッサージはしてない人も多いのではないでしょうか。
頭皮を洗うのと合わせてマッサージもこのタイミングでしてみましょう。
十分にすすぐ
2分程度丁寧にすすぐ。
目的
- 泡残りは肌トラブルのもと
- もちろん髪も同じ
シャンプーが残らないように泡を軽く手で落としながらすすぎます。
- 耳の後ろ
- えり足
- 耳の上
- 生え際
など泡残りがないように、2分程度流してください。
タオルでやさしく
タオルでこすらずやさしく押さえる。
目的
- 髪同士の摩擦を防ぐ
- 地肌の水気を拭き取る
髪をポンポンとやさしく押さえて拭いてきます。
ゴシゴシ拭くのは髪を傷つけやすいので避けましょう。
ドライヤーで乾かす
風量の多いドライヤーで10㎝以上離して温風~冷風で乾かす。
目的
- 熱風で髪を傷めないように
- 髪が乾くと髪温度が急激に上がるので冷風も使う
温風で水分を吹き飛ばすように蒸発させます。
髪の根元に指を入れ、小刻みに動かしながら、温風を送り入れて乾かします。
ドライヤーを10㎝以上離すと髪の表面温度が上がり過ぎず、髪を傷める可能性が減ります。
乾き際は髪の温度が急激に上がるので冷風に切りかえて乾かします。
まとめ
シャンプーはヘアケアというより毎日の習慣のようなものです。
正しいシャンプーの仕方を身につけ、髪をきれいにケアしていきましょう。
その他のスキンケアの話なども書いているので、ホームをご覧ください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、またね!